レターズ 皆様からのお便り
皆様からのお便り  Fan Letters to Duo Hinotsume-shimai
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Letters 13

交流コンサート、至福の時間 Chiyomi.U


先日は、ほんとにほんとに楽しい一時でした。

気が付けば、えっ!もうこんな時間なの!
時のたつのを忘れるとは、正にあの事を云うのでしょう。

やはり生の音楽はいいものだとつくづく思い知らされます。

渇いた砂に水が染み渡って行く様に、身体中が音楽で満たされ、豊かで贅沢な気分を味わう事が出来ました。

夫も私もクラシックの知識など殆どないのですが、それでもメロディの中に見えて来る風景などを勝手に想像しながら聞いています。

これからも楽しい音楽を聞かせて下さいませ。

Letters 12

デュオ旭爪姉妹の音楽世界 Hiroshi.H

遠い学生時代、ワルター指揮のコロンビア交響楽団の「運命」を聴いて、その美しさに感動したことがあります。 特に第二楽章の美しさはこの世のものとも思えないほどのもので、これ以上の演奏にはもう出遇うことはないだろうと思ったことを覚えています。
 が、のちに、セル指揮のクリーヴランド管弦楽団の演奏を聴いたとき、そこにワルターを超える演奏がありました。 それは抒情でもなく、メリハリでもなく、また熱情でもない、ただ透徹したスコア表現を極限まで追い求めた名演でした。

先日機会があって、他の方の演奏される「チャールダーシュ」を聴くことができました。 前半の感情移入、後半の歯切れよいダイナミズムなど、演奏の仕方次第で、曲の感じがかなり変わったように思います。

そんな中、デュオ旭爪姉妹の演奏は、ほかの誰とも違う硬質さと透明感、重厚さと繊細さなどが、毅然として自己主張する、 まさに世界でお二人だけにしかできない音楽ではないかと思います。

心洗われる、そんな至福のひとときを姉妹の演奏は、いつも私に与えてくれます。


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